協会について

会長挨拶

一般社団法人日本有機資源協会
会長 牛久保 明邦
[東京農業大学名誉教授]

私たちは、産業や経済を発展させ、日常生活を快適にするため化石燃料をはじめとした有限資源を大量に消費してきました。これらによって地球温暖化、オゾン層破壊、生物多様性の喪失など様々な形で、地球的規模での環境負荷が増大しています。

この様な環境負荷を軽減するため、また災害の多い我が国において、災害時を想定したバイオマスの地産地消による地域分散型のバイオマスエネルギー活用の仕組みを構築していくことが重要であることから、7府省が推進する「バイオマス産業都市」の更なる実現化が期待されています。

また、海洋プラスチック汚染問題が世界的な課題として大きく取り上げられ、従来の石油由来のプラスチックの代替として、バイオマスプラスチックへの期待は大きく、本協会が運営、認定を行っているバイオマスを原料とした製品に付与する「バイオマスマーク」に関しましても、事務用品や容器包装、インキなど幅広い分野でバイオマス製品が活用されています。

本協会は、バイオマスに関する情報の速やかな提供を始め、人材育成、バイオマス関連講演会の開催、バイオマスマーク商品の普及などを通じて今まで以上に協会活動を充実・強化したいと考えています。

そのためにも、国・地方自治体、学界、産業界、地域の団体や専門家等の関係各位の英知と技術や情報の連携が重要と考えております。これまでにも増して皆様方の一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

協会について

【設立】

  • 平成14年3月29日(平成12年8月1日に任意団体として発足)
  • 平成24年4月 1日 一般社団法人に移行。

【目的】

本協会は、有機性資源の総合的な有効利用の促進を図り、もって持続可能な循環型社会の構築と環境保全の推進に寄与することを目的とする。

【事業】

本協会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。

  1. 有機性資源の総合的な有効利用に関する調査研究
  2. 有機性資源の総合的な有効利用に関する情報の収集、提供及び普及啓発
  3. 有機性資源の総合的な有効利用に関する講習会、研修会の開催
  4. 有機性資源の総合的な有効利用に関連する団体、研究者等への協力
  5. 有機性資源の総合的な有効利用に関する国際交流の推進
  6. その他本協会の目的を達成するために必要な事業

【協会案内】

協会パンフレット【PDF4,266KB】
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