第9回バイオマス製品普及推進功績賞
表彰式、記念講演会、交流会を開催しました。
日本バイオマス製品推進協議会(事務局:一般社団法人日本有機資源協会)は、バイオマス製品の普及推進に優れた功績を挙げられた方を毎年表彰しております。
第9回バイオマス製品普及推進功績賞の受賞者を下記2者に決定し、表彰式・記念講演会・交流会を開催しました。
第9回バイオマス製品普及推進功績賞 受賞者
● 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 様
バイオマス樹脂を使用したレジ袋の全国の加盟店への展開と実績
● ワタミ株式会社 様
バイオマス樹脂を使用した宅食(宅配)弁当容器の全国展開と実績
〈参考〉 過去の表彰者一覧【pdf 314KB】
表彰式と記念講演会、交流会を下記のとおり開催いたしました。
第9回バイオマス製品普及推進功績賞
表彰式・記念講演会・交流会
日 時:2019年11月6日(水)13:30~18:00
場 所:東京大学弥生講堂アネックス/セイホクギャラリー
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内
地下鉄南北線「東大前」下車3分。東京大学農学部正門のすぐそば。
参加費:誰でも参加できます。
〔会員/人〕表彰式と講演会だけの参加費は1,000円。交流会込みは4,000円。
〔一般/人〕表彰式と講演会のみの参加費は2,000円。交流会込みは6,000円。
プログラム:
【 第一部 表彰式 13:30~13:50 】
(1)会長挨拶
(2)来賓挨拶
(3)表彰式
1)株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 様
バイオマス樹脂を使用したレジ袋の全国の加盟店への展開と実績
2)ワタミ株式会社 様
バイオマス樹脂を使用した宅食(宅配)弁当容器の全国展開と実績
【 第二部 記念講演会 14:00~16:00 】
(1)功績賞受賞者による受賞内容や取組の紹介(14:00~14:40)
1)株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
2)ワタミ株式会社
(2)記念講演(14:40~16:00)
1)14:40~15:20
「バイオプラスチックと循環型社会に関する世界的な動向」
BloombergNEF 日本市場・先端材料アナリスト
Leiliang Zheng(レイリアン・ジェン)様
近年、プラスチックごみによる海洋汚染問題に世界的な関心が高まり、その深刻さが広く認知されるようになっており、今年 6 月の G20サミットでも海洋プラスチックごみは主要議題の一つでした。この問題に対処するため、世界の多くの企業が段階的に使い捨てプラスチック製品の提供を取りやめることを相次いで発表しており、各国政府もプラスチック製品の廃止規制などの取り組みを加速しています。また、バイオマス由来および生分解性バイオプラスチックは、プラスチックごみ問題対策の重要な手段の一つとして世界的な動きが広がってます。
本講演では、循環型経済や脱炭素の観点から世界のバイオプラスチック、バイオマス製品に関する動向について紹介いただきました。
2)15:20~16:00
「植物由来高機能ポリアミド11樹脂-原料トウゴマ・ひまし油の
安定生産と樹脂供給のBCP取り組みについて」
アルケマ株式会社 Chief Marketing Officer, Technical Polymers
Kevin Hanrahan(ケビン・ハンラハン)様
過去約70年間に渡って植物由来のポリアミド11の量産、供給、開発を先導的に行っているアルケマ株式会社は、本年、既存のフランス工場に加えてアジアでの樹脂とそのモノマー生産に関する重要な投資計画を発表すると同時に、原料のトウゴマが栽培されているインドで、他3社と共にトウゴマ生産農家の社会性・安全性・衛生基準・生活レベルの向上を推進し、長期にわたって原料を確保する事を目標とする「プラガティ・イニシアチブ」を創立しました。
本講演では植物由来樹脂とその原料及び供給に関わるBCP活動の概要を紹介いただきました。
【 第三部 交流会 16:20~18:00 】(於:東京大学農学部キャンバス内「アブルボア」)
受賞者や講師を交えて交換会を開催しました。
当協議会にはバイオマスプラスチックに係る川上から川下まで様々な業種の方々が入会されています。
貴重な情報交換の場としてご参加いただきました。
於:アブルボア」とは「動物たちの水飲み場」と言う意味です。
東京大学農学部キャンバス内にあり、デザインされた建物と
食材にこだわった料理で注目を集めています。
問合せ先
日本バイオマス製品推進協議会 事務局(一般社団法人 日本有機資源協会内)菅原・柴崎
TEL:03-3297-5618 FAX:03-3297-5619 E-Mail:jsbi@jora.jp