本事業は、バイオマス関係7府省注)が共同で取りまとめた「バイオマス事業化戦略」(平成24年9月6日 バイオマス活用推進会議決定)において、地域のバイオマスを活用した産業化等を推進することとされたのに基づき、バイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくり・むらづくりを目指すバイオマス産業都市の構築を推進するために実施するものです。この目的を実現させるために、次の5つの業務を実施しました。
注)内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省
1 事業可能性調査
バイオマス産業都市の実現可能性の高い地域を把握するための調査を行うとともに、地域バイオマス産業化整備事業の実現性の確認に必要となる資料収集、現地調査を行いました。
・バイオマス産業都市構想策定支援対象地域の調査について バイオマス産業都市の認定を目指す地域を対象として、バイオマス産業都市構想の策定について支援を行う対象地域を公募、選定し、バイオマスの熱利用や発電等のバイオマス活用事業の実現可能性について資料収集・現地調査等を行いました。 〈参考〉公募要領はこちら 【PDF 1.5MB】 |
2 経理管理指導等
地域バイオマス産業化整備事業の事業実施主体を対象に経理管理指導(Q&Aの作成)等を行いました。
・バイオマス事業化に関するQ&A【PDF 2.5MB】
3 連絡協議会の運営
バイオマス産業都市間のネットワーク化のため、選定されたバイオマス産業都市と7府省等で構成される連絡協議会を設置し、事務局としてその運営を行いました。
4 シンポジウムの開催
バイオマス産業都市の構築を推進するため、シンポジウム等の開催や関連するデータ整理を行い、バイオマス産業都市の周知も行いました。
(1)バイオマス大賞について 本事業の、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)の一部門である「バイオマス大賞」に当協会が協賛しました。 「バイオマス大賞」とは、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016」(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)に協賛団体賞として設けた賞です。 ・ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016「バイオマス大賞」表彰式について 真庭市(地域産業を軸に「木を使い切り 山を生かす」強靭な地域創造) ・バイオマス産業都市推進シンポジウムについて バイオマス産業都市推進シンポジウムは、「先進エネルギー自治体サミット2016」(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)の一環として平成28年2月2日(火)に開催いたしました。多数の方々にご来場いただき、大盛況のうちに終了いたしました。 ※配布資料はこちら【PDF13.6MB】 |
5 バイオマス産業都市認定地域のフォローアップ
バイオマス産業都市の取組を実現化していく際に得られたノウハウを幅広く紹介していくために、事業実施に伴う事業効果等の分析を含む汎用的な事例紹介様式の作成を行いました。